ヨーロッパ5大リーグの一つであり、日本人選手も多く所属するブンデスリーガ。
近年は日本から鎌田大地や遠藤航、板倉滉などの選手が活躍しており日常でブンデスリーガの情報を目にすることも多くなりました。
今回は、そんなブンデスリーガにおける歴代の優勝チームと歴代優勝回数ランキングをまとめました。なんとなくブンデスリーガはバイエルン・ミュンヘン一強な雰囲気もしますが、実際のところはどうなのでしょうか。過去のデータをもとにドイツの歴史あるリーグにおいて、どのチームが最強なのか見ていきましょう。
ブンデスリーガ最新優勝チームはバイエルン・ミュンヘン
2021/22シーズンのブンデスリーガは「バイエルン・ミュンヘン」の優勝で幕を閉じました。2012/13シーズンから2021/22シーズンまでを10連覇しており、バイエルン・ミュンヘンの連続リーグ優勝回数を継続更新中です。
驚異的な強さですね。
2021/22シーズンのバイエルン・ミュンヘンの最終結果としては24勝5分5敗の勝点77でした。
2位のドルトムントとは勝点差8ポイントであり、他の追随を許さぬ強さですね。
昨シーズンの中心選手は何と言ってもレヴァンドフスキ。リーグ戦34試合に出場し35得点を記録。5シーズン連続の得点王を獲得しています。
ブンデスリーガ歴代優勝チーム一覧
シーズン | 優勝 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
2021/22 | バイエルン・ミュンヘン | ボルシア・ドルトムント | レバークーゼン |
2020/21 | バイエルン・ミュンヘン | RBライプツィヒ | ボルシア・ドルトムント |
2019/20 | バイエルン・ミュンヘン | ボルシア・ドルトムント | RBライプツィヒ |
2018/19 | バイエルン・ミュンヘン | ボルシア・ドルトムント | RBライプツィヒ |
2017/18 | バイエルン・ミュンヘン | シャルケ04 | ホッフェンハイム |
2016/17 | バイエルン・ミュンヘン | RBライプツィヒ | ボルシア・ドルトムント |
2015/16 | バイエルン・ミュンヘン | ボルシア・ドルトムント | レバークーゼン |
2014/15 | バイエルン・ミュンヘン | ヴォルフスブルク | ボルシアMG |
2013/14 | バイエルン・ミュンヘン | ボルシア・ドルトムント | シャルケ04 |
2012/13 | バイエルン・ミュンヘン | ボルシア・ドルトムント | レバークーゼン |
2011/12 | ボルシア・ドルトムント | バイエルン・ミュンヘン | シャルケ04 |
2010/11 | ボルシア・ドルトムント | レバークーゼン | バイエルン・ミュンヘン |
2009/10 | バイエルン・ミュンヘン | シャルケ04 | シャルケ04 |
2008/09 | ヴォルフスブルク | バイエルン・ミュンヘン | シュトゥットガルト |
2007/08 | バイエルン・ミュンヘン | ブレーメン | シャルケ04 |
2006/07 | シュトゥットガルト | シャルケ04 | ブレーメン |
2005/06 | バイエルン・ミュンヘン | ブレーメン | ハンブルガーSV |
2004/05 | バイエルン・ミュンヘン | シャルケ04 | ブレーメン |
2003/04 | ブレーメン | バイエルン・ミュンヘン | レバークーゼン |
2002/03 | バイエルン・ミュンヘン | シュトゥットガルト | ボルシア・ドルトムント |
2001/02 | ボルシア・ドルトムント | レバークーゼン | バイエルン・ミュンヘン |
2000/01 | バイエルン・ミュンヘン | シャルケ04 | ボルシア・ドルトムント |
1999/00 | バイエルン・ミュンヘン | レバークーゼン | ハンブルガーSV |
1998/99 | バイエルン・ミュンヘン | レバークーゼン | ヘルタBSC |
1997/98 | 1.FCカイザースラウテルン | バイエルン・ミュンヘン | レバークーゼン |
1996/97 | バイエルン・ミュンヘン | レバークーゼン | ボルシア・ドルトムント |
1995/96 | ボルシア・ドルトムント | バイエルン・ミュンヘン | シャルケ04 |
1994/95 | ボルシア・ドルトムント | ブレーメン | SCフライブルク |
1993/94 | バイエルン・ミュンヘン | 1.FCカイザースラウテルン | レバークーゼン |
1992/93 | ブレーメン | バイエルン・ミュンヘン | フランクフルト |
1991/92 | シュトゥットガルト | ボルシア・ドルトムント | フランクフルト |
1990/91 | 1.FCカイザースラウテルン | バイエルン・ミュンヘン | ブレーメン |
1989/90 | バイエルン・ミュンヘン | 1.FCケルン | フランクフルト |
1988/89 | バイエルン・ミュンヘン | 1.FCケルン | ブレーメン |
1987/88 | ブレーメン | バイエルン・ミュンヘン | 1.FCケルン |
1986/87 | バイエルン・ミュンヘン | ハンブルガーSV | ボルシアMG |
1985/86 | バイエルン・ミュンヘン | ブレーメン | バイエル05ユルディンゲン |
1984/85 | バイエルン・ミュンヘン | ブレーメン | 1.FCケルン |
1983/84 | シュトゥットガルト | ハンブルガーSV | ボルシアMG |
1982/83 | ハンブルガーSV | ブレーメン | シュトゥットガルト |
1981/82 | ハンブルガーSV | 1.FCケルン | バイエルン・ミュンヘン |
1980/81 | バイエルン・ミュンヘン | ハンブルガーSV | シュトゥットガルト |
1979/80 | バイエルン・ミュンヘン | ハンブルガーSV | シュトゥットガルト |
1978/79 | ハンブルガーSV | シュトゥットガルト | 1.FCカイザースラウテルン |
1977/78 | 1.FCケルン | ボルシアMG | ヘルタBSC |
1976/77 | ボルシアMG | シャルケ04 | アイントラハト・ブラウンシュヴァイク |
1975/76 | ボルシアMG | ハンブルガーSV | バイエルン・ミュンヘン |
1974/75 | ボルシアMG | ヘルタBSC | フランクフルト |
1973/74 | バイエルン・ミュンヘン | ボルシアMG | フォルトゥナ・デュッセルドルフ |
1972/73 | バイエルン・ミュンヘン | 1.FCケルン | フォルトゥナ・デュッセルドルフ |
1971/72 | バイエルン・ミュンヘン | シャルケ04 | ボルシアMG |
1970/71 | ボルシアMG | バイエルン・ミュンヘン | ヘルタBSC |
1969/70 | ボルシアMG | バイエルン・ミュンヘン | ヘルタBSC |
1968/69 | バイエルン・ミュンヘン | アレマニア・アーヘン | ボルシアMG |
1967/68 | 1.FCニュルンベルク | ブレーメン | ボルシアMG |
1966/67 | アイントラハト・ブラウンシュヴァイク | ブレーメン | ボルシア・ドルトムント |
1965/66 | 1860ミュンヘン | ボルシア・ドルトムント | バイエルン・ミュンヘン |
1964/65 | ブレーメン | 1.FCケルン | ボルシア・ドルトムント |
1963/64 | 1.FCケルン | マイデリヒャーSV | フランクフルト |
他のリーグの歴代優勝チームは下記記事をチェック
・【最新】セリエAの歴代優勝チームと優勝回数を全公開
・【最新】リーグ・アンの歴代優勝チームと優勝回数は?最強チームはどこだ?
ブンデスリーガ歴代優勝回数ランキング
次はブンデスリーガの歴代優勝回数を見ていきましょう。
クラブ名 | 回数 | 優勝したシーズン |
---|---|---|
バイエルン・ミュンヘン | 31回 | 1968/69, 1971/72, 1972/73, 1973/74, 1979/80, 1980/81, 1984/85, 1985/86, 1986/87, 1988/89, 1989/90, 1993/94, 1996/97, 1998/99, 1999/00, 2000/01, 2002/03, 2004/05, 2005/06, 2007/08, 2009/10, 2012/13, 2013/14, 2014/15, 2015/16, 2016/17, 2017/18, 2018/19, 2019/20, 2020/21, 2021/22 |
ボルシア・ドルトムント | 5回 | 1994/95, 1995/96, 2001/02, 2010/11, 2011/12 |
ボルシアMG | 5回 | 1969/70, 1970/71, 1974/75, 1975/76, 1976/77 |
ブレーメン | 4回 | 1964/65, 1987/88, 1992/93, 2003/04 |
ハンブルガー | 3回 | 1978/79, 1981/82, 1982/83 |
シュトゥットガルト | 3回 | 1983-84, 1991-92, 2006-07 |
1.FCケルン | 2回 | 1963/64, 1977/78 |
カイザースラウテルン | 2回 | 1990/91, 1997/98 |
ヴォルフスブルク | 1回 | 2008/09 |
ニュルンベルク | 1回 | 1967/68 |
1860ミュンヘン | 1回 | 1965/66 |
アイントラハト・ブラウンシュヴァイク | 1回 | 1966/67 |
ブンデスリーガで最も優勝回数が多いチームは31回優勝の「バイエルン・ミュンヘン」でした。歴代優勝回数2位のドルトムントとボルシアMGが5回のため、ドイツ国内でのバイエルン・ミュンヘンの強さがいかに圧倒的かが分かりますね。
特に直近のブンデスリーガでバイエルン・ミュンヘンは10連覇を達成しており、その強さの勢いが弱まることはなさそうです。
また、ドルトムント、ボルシアMG、ブレーメン、ハンブルガー、シュトゥットガルトなど日本人選手が所属したこのあるチームも過去に優勝経験のあるチームとして見られました。日本からブンデスリーガへチャレンジする多くの選手は歴史あるクラブに所属していることが分かりますね。
ブンデスリーガで優勝を経験している日本人
ブンデスリーガで優勝を経験している日本人は3人います。奥寺康彦、長谷部誠、香川真司の3選手です。
下記表がブンデスリーガを制した時に在籍していたチームと優勝シーズンです。
No. | 選手名 | 当時の所属チーム | 優勝シーズン |
---|---|---|---|
1 | 奥寺康彦 | 1.FCケルン | 1977/78 |
2 | 長谷部誠 | ヴォルフスブルク | 2008/09 |
3 | 香川真司 | ボルシア・ドルトムント | 2010/11, 2011/12 |
長谷部選手は浦和レッズからヴォルフスブルクに移籍した初年度にチームのブンデスリーガ初優勝に貢献しています。ボスニア・ヘルツェゴビナ代表のエディン・ジェコ選手なども在籍していましたね。
また香川選手は2度のブンデスリーガ優勝を経験しており、ドルトムントのブンデスリーガ2連覇に貢献しています。当時の香川選手のパフォーマンスは現地でも圧巻であると評価されており、キッカー誌が選ぶブンデスリーガ年間ベストイレブンに2年連続で選出されています。また2012年に香川選手はAFC年間アジア国際最優秀選手賞も受賞しており、ブンデスリーガで活躍した日本を代表する選手と呼ぶにふさわしい存在です。
ブンデスリーガではないですが、ブンデスリーガのフランクフルトに所属する鎌田大地選手は2021/22シーズンのUEFAヨーロッパリーグで優勝しています。
ドイツで活躍する日本人選手が多いことが分かりますね。
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まとめ:最新の優勝チームはバイエルン・ミュンヘン、最多優勝チームもバイエルン・ミュンヘン
ブンデスリーガ最新の優勝チームは現在10連覇中のバイエルン・ミュンヘン、最多優勝チームは31回優勝のバイエルン・ミュンヘンでした。
筆者は平成生まれのためバイエルン・ミュンヘンの優勝回数などを見て驚きませんでしたが、歴代優勝回数2位のボルシア・ドルトムントとボルシアMGの優勝回数が5回のため、改めて定量的にその差分を比較すると、バイエルン・ミュンヘンの圧倒的な強さが分かりますね。
また、ブンデスリーガで活躍している日本人は多く、香川選手や長谷部選手などリーグ優勝に貢献している選手がいることは同じ日本人として誇らしいですね。
そんなブンデスリーガですが、2022/23シーズンはスカパー!にて視聴が可能です。皆さんもスカパー!に登録し、ブンデスリーガを見て熱狂しましょう!